睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群
(SAS:Sleep Apnea Syndrome)
とは、
睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなることで、日常生活に障害を引き起こす疾患です。夜間に繰り返し起こる無呼吸・低呼吸により、血液中の酸素が低下したり、頻繁に中途覚醒が発生し、高血圧・脳卒中などの生活習慣病を合併するリスクが高くなります。また、睡眠の分断は日中の眠気・集中力の低下を引き起こします。

ご自宅で簡単に、
SASの検査を受ける方法があります

SASの在宅検査では簡易的な機器を使用し、ご自宅で一晩睡眠中の呼吸状態や血中酸素濃度などを記録し、無呼吸の評価に役立てます。右図のような検査機器を装着しておこなう、とても簡単な検査です。

SASの検査については医療機関にご相談ください

SASの検査については医療機関にご相談ください

簡易検査はこのような機械を装着して自宅で行います

簡易検査はこのような機械を装着して自宅で行います

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなる疾患です。潜在患者は300~500万人とも言われていますが、実際にCPAPで治療している患者さんは約10分の1の約50万人と、いまだに治療をしていない患者さんが多いのが現状です。

健常人と比較したSAS患者の疾病等の発生率

日本での一般住民7,051例を対象とした最近の調査では、CPAPの必要性が高くなる中等症以上(AHI≧15)は男性で23.7%、閉経後女性で9.5%(閉経前女性1.5%)と報告されています。*1肥満傾向にある男性に多く、ピークは40~60代といわれています。

その症状は

睡眠時無呼吸は空気の通り道(気道)が閉塞することにより起こります。睡眠中は筋肉の緊張も緩み、仰向けで寝ると重力により舌やのどの奥が気道を狭くしてしまいます。閉塞部位・筋力の低下/肥満による首周りの脂肪・あごが小さい、あごが後退している・口呼吸上記の要因でも気道は塞がりやすくなります。

睡眠中に鼻マスクを装着し、機器(CPAP装置)から一定の空気を送り込むことで気道を広げ、いびき・無呼吸を防ぎます。

無呼吸を放置することによる

身体・生活への悪影響

  • 居眠り運転による事故の恐れ。
  • 記憶力、集中力の低下の恐れ。
  • 酸欠状態になり心臓の血管に負担がかかる。
  • 高血圧や脳卒中などのリスクが高まる。

適切なCPAP療法を行うことによる

生活の質の改善

  • 起 床時の倦怠感や頭痛がなくなり、スッキリと目が覚める。
  • 日中の眠気がなくなり、居眠り運転による事故の危険が減る。
  • 酸欠状態が解決することにより、心臓の負担を軽減する。

CPAP(シーパップ)治療は自宅にて睡眠中にこのようなマスクを装着して行います